エルマーのぼうけんという作品シリーズがとても好きです。
いわゆる児童文学で、
少年が冒険に出かけていって、さまざまな経験をします。
動物たちとの出会いもあり、ワクワクしっぱなし。
読むと冒険したくなります。
特に異色だなあと思うのが、
リュックサックに食料や道具をつめこんでる描写が
こまかく描かれているんですけど、
アイテムの数量まで書かれているんです。
「現在はみかんが4つあって、じしゃくが1つ…」…みたいな。
まるでロールプレイングゲームやってるような気分になります。
いくつも困難が立ちはだかってくるけど、
今持ってるアイテムをどう使ったら乗り越えていけるのか
想像しながら読むとまた楽しいんです。
そんな「エルマーのぼうけん」シリーズは全部で3作品あります。
1つ目が「エルマーのぼうけん」
2つ目が「エルマーとりゅう」
3つ目が「エルマーと16ぴきのりゅう」
タイトルにもある通り、なんとりゅう(ドラゴン)も登場します。
この時点でワクワク感がさらに上がっていた少年時代。
こどもの頃に小学校の図書室で借りてイッキに読んで、卒業までに4周くらい読んだな、確か。
そんな思い出の作品が、自分が大人になってからもバリバリ現役で書店で売られていて、
しかも3冊セットでも販売されていることを知りました。
ので、大人買いしちゃいましたよ。
子供の頃にワクワクしたものを、大人買いできるのってうれしいもんですね。
というわけで、ワクワクしたい人や
ワクワクさせたい相手にプレゼントにおすすめだと
ぼくが思う、
エルマーのぼうけんおよび3冊セットの話です。
ネタバレなしです。
目次
ざっくりあらすじ
『エルマーのぼうけん』は、1946年、ルース・スタイルス・ガネット (Ruth Stiles Gannett) が 22歳の時にスキー場のロッジでアルバイトをしながら書いた児童文学作品である。
主人公のエルマー・エレベーターが、助けた野良猫の話に従ってどうぶつ島に渡り、捕らえられていた竜の子供を助けるまでを書いた作品である。
引用元:エルマーのぼうけんWikipedia
1963年の初版発行からたくさん刷られているメガヒット作品
エルマーのぼうけんは1963年に初版発行されてから、
おびただしい数の改版、発行がされています。
(ちなみにぼくが持っているのは2018年新版165刷)
ようするに何度も何度も本になって売れていっている、とてつもないメガヒット作品です。
図書館とか本屋さんで、取り扱ってないわけがないのではって思ってしまうレベル。
内容がとびきり面白いから、
不思議と色あせない魅力を持っているからでしょうね。
エルマーのぼうけんの順番は、ぼうけん・りゅう・16ぴきのりゅう
そんな色褪せない人気のエルマーのぼうけんシリーズ。
1つ目が「エルマーのぼうけん」
2つ目が「エルマーとりゅう」
3つ目が「エルマーと16ぴきのりゅう」
順番通りに読まなくても楽しめるストーリーになってはいますが、
順番通りに読むほうが、キャラクターの関係性や、
だんだんエルマーとりゅうが仲良くなっていく感じが楽しめると思います。
セットは専用の箱に入っていてちょっと豪華

エルマーのぼうけん、エルマーとりゅう、エルマーと16ぴきのりゅうの3作品が
セットで販売されています。
いっこでコンプリート出来るのは手っ取り早くていいです。

そして3冊がピッタリおさまるボックスに入っているんです。
長く本棚に住み続けてくれるであろう、豪華なボックスです。
値段は、変わらないです。
1作品ずつだと3つとも¥1200+税で、
3冊セットは¥3600+税ですから。
ボックスがあるぶん、セットの方がお得だよねっていうわけです。
これを読んでいた頃から明確に「ねこ」と「りゅう」が好きなのかもしれない
エルマーのぼうけんシリーズには、色んな動物が出てきます。
その中でも重要なポジションなのが、
「ねこ(猫)」と「りゅう(龍)」なんです。
これ書いててふと思ったんですが、ぼくはネコとドラゴンが昔から好きでして。
ぼくがネコとドラゴンが好きなのはエルマーがルーツなのかもしれません。
ねこはかしこくてフワリとした雰囲気だし、
りゅうは真面目というか臆病な感じだけど空を飛べる羽があって。
なんというか、ぼくが実生活でも「自由」が好きなのは結構、昔読んだ絵本とか児童文学が影響してるのかも…
大人になってからふと振り返ると気づくことって大事にしようと思いました。
まとめ、エルマーのぼうけんシリーズは不安定な現代こそ読んでおくべき作品だと思います
エルマーのぼうけんのセットを大人買いして読み返したら、
懐かしさとともに自分のルーツとか大事にしてきたものに気がついた話
でした。
児童文学なんで比較的すいすい読めるし、
そもそも傑作だから面白くてワクワクするし、
大人買いにもプレゼントにもおすすめ。
ぼくが図書室で借りてむさぼるように読んでいたのは確か小学3年とか4年くらいだったかな。
カンタンな漢字にもフリガナがついてるタイプです。木(き)とか水(みず)とか島(しま)とか。
なのでお子さんへのプレゼントだったら、ひらがなが読めるなら楽しめるはず。2年生くらい?
3〜4ページごとに登場する挿絵がかわいいっていうのも見どころなので、読み聞かせでもいけるかもしれないです。
自分を、誰かを、ワクワクさせたいあなたに。